勤務医と同じじゃない!開業医に必要なスキルや能力

勤務医と比較する開業医の必要スキルの違い

開業医と勤務医は同じ医師であり、診療内容も自身の専門分野に特化し行うことが多いでしょう。しかし、この両者には必要とするスキルに違いがあります。
共通するスキルも当然ありますが、これから独立し開業することを目指すのであれば、開業医に求められるスキルや能力を身に付けているかを改めて確認するとともに、もしそれが身に付いていないのであれば、開業に向けて身に付けておくことが求められます。

・経営や事業運営に関するスキル
・コミュニケーションのスキル
・特定の診療分野に特化した知識やスキル
・コンサルティングスキル

自らクリニックなどを経営するわけですから、経営スキルや事業運営スキルは欠かすことができません。
これは勤務医ではほとんど必要性を感じないため、開業医ならではの必須能力と言ってもいいでしょう。
ここには、マネジメントスキルやマーケティングスキルも含まれます。
管理能力がなければコスト管理やリスク管理なども行えませんし、マーケティングスキルがなければ集患を効率よく行うことは難しくなるはずです。

コミュニケーションスキルは勤務医であっても必須でしょう。
しかし、開業医はさらにこれが求められることになります。
患者との意思疎通が図れなければ、相手の望む通りの治療が行えませんし、スタッフとのコミュニケーションが上手に図れなければ離職率が高まったり、連携ミスが医療ミスへと繋がるリスクも高まってしまいます。
そのリスクの度合いは、勤務医の比ではありません。

特定の診療分野に特化した知識やスキルを持っていれば、それだけ集患や信頼関係の構築にも繋がります。
集患や信頼関係、開業医はまさにこれらがなければ黒字経営は難しいわけですから、絶対に欠かせない能力となるでしょう。
コンサルティングスキルは、特に自由診療を取り入れるクリニックでは不可欠なものとなるので、診療分野によっては身に付けておきたい能力となります。

開業に必要なスキルを身に着ける方法は?

上で挙げたスキルや能力を身に付けることは容易ではありません。ある程度の時間をかけなければ、習得することはできないでしょう。

開業医に求められるスキルを身に付けるために、すでに開業医として成功している医師の元で働くという方法が考えられます。
規模の大きな病院では得られない知識や技術、スキルが、診療所やクリニックで働くことで見えてくることは少なからずあるはず。
非常勤という形でもいいので複数のクリニックで働き、開業医の働き方や意識といったものを学んでみてもいいのかもしれません。

経営や事業運営に関するスキルは、開業専門のコンサルタントとコンタクトを取ることで習得できることもあります。
淡々と開業準備を進めるだけのコンサルタントもあれば、経営や運営に関するノウハウを提供してくれるコンサルタントもあるため、選択は難しいところですが、正しい選択ができれば、開業医に必要となる経営スキルや経営感覚といったものを身に付けることができるでしょう。

医院経営において意識するポイント

開業医になる際に意識しておかなければならないことは、“経営者となる”という点です。

独立したとしても、医師には変わりありません。
しかし、医師としての意識しか持たないとなれば、きっと成功することはできないでしょう。
散々「経営スキルが重要である」と述べてきましたが、これは、その意識を抱いて準備し展開していかなければ成功することができないからです。

医師としてのプライドは、もちろん持っていなければなりません。
しかし、そこにプラスして、経営者としてのプライドも持っておく必要があります。
もしその意識が薄いのであれば、それが濃く強くなるまでは開業を控えるという考え方も持っておくべきです。

医師としての意識と経営者としての意識、どちらも高めることが、医院経営において重要なポイントとなることを認識しておいてください。

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